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2007年 01月 05日
BINTANGビール
Missingしていた預け荷物だが、一日遅れの今日のフライトに搭載されており、無事受け取ることができた。生活物資や、インドネシアで買ったものが沢山入っていたので、受け取ることができてほっと一安心した。

インドネシアで買ってきた温度計があって、それを早速日陰に設置してみた。気温はマイナス12度だった。どうりで寒いわけだ。

BINTANGビール_e0016654_0523049.jpg←インドネシア国産のBINTANGビール。
 軽い口当たりのラガービールだ。

# by aokikenta | 2007-01-05 00:53 | 日記(カブール)
2007年 01月 04日
黎明2007年
 休暇を利用して1週間、インドネシアのジョグジャカルタへ行って来ました。一人旅でも相当に面白かったに違いありませんが、今回の旅の主目的は留学時代の友人の結婚式(インドネシア人の女性とオーストリア人の男性の結婚式)でしたので、通常の旅では見ることのできないものを見、知る事のできないことを知ることの出来た旅でした。
 本日戻ったところ、いきなり航空会社に預けた荷物がMissingしてしまい、カブールに戻ってきたんだなぁと痛感しています。また、インドネシアは気温が25度程でしたが、こちらはマイナス5度前後なので、寒暖の差に体がびっくりしています。
 しかし、友人やその家族、そして、道中で知り合ったインドネシアの人々に沢山のパワーをもらい、これから倍旧のエネルギーで持って仕事に取り組むんだとの思いを強くしています。どうぞ本年も宜しくお願い申し上げます。

# by aokikenta | 2007-01-04 00:35 | 日記(カブール)
2007年 01月 03日
プロローグ
 1通のeメールが僕の心を動かした。ブラッドフォード留学時代のインドネシア人の友人(女性)から結婚式の招待状だった。最初の招待を受けたのは数ヶ月前。その時は、年末年始の予定が立っていなかったので、また連絡する、とだけ返事をしておいた。返事をしたことが記憶の片隅に押し寄せられていた約1ヶ月前、再び招待のeメールを受け取った。今度のメールにはこうあった。

「愛しのケンタへ
 元気にしていますか?健康でご活躍のこととお察しします。
 さて、数ヶ月前に結婚式の招待状をメーリングリストに送りました。今回のメールは2度目の招待となります。私とフィアンセ二人にとっての近しい友人(Close Friends)へだけのより個人的な招待状です。
 もし、貴方がインドネシアのジョグジャカルタで2006年12月31日に行われる私たちの結婚式に参加してくれるならば、これ以上の喜びはありません。
(省略)
愛を込めて
ディアより」

彼女の歓迎の気持ちが素直に胸に入ってきた。僕は一人、笑顔でラップトップに向かって返事を書き、送信ボタンをクリックした。
その瞬間、僕の心はインドネシアに飛んでいた。

(注)
通常blogでは下の方から時系列で更新がされますが、本インドネシア旅行記は読み手の利便性を考慮し、上から時系列で表示されるようにしております。本旅行記をご覧の際には、右欄「カテゴリ」の中の「インドネシア旅行記」をクリックしてからお読みいただくことをお勧め致します。

# by aokikenta | 2007-01-03 14:04 | (番外編)インドネシア旅行記
2007年 01月 02日
インドネシア1日目 ドバイ泊
2006年12月27日(水)

 耳がちぎれそうなカブール空港で、僕は長蛇の列の中にいた。今回の旅行では、カブール-ドバイ間の移動には国連機を使わず、民間航空会社のカム・エアー(Kam Air)を利用することにした。費用にして約半額。しかし、それの意味する所は、クオリティーとサービスもそれに見合ったものだということである。新年を母国で迎えようとする外国人達と、どういう理由でかはわからないがこれからドバイへ向かおうとするアフガニスタン人に混じって、これから始まる旅とディアの結婚式に思いをはせた。

 行きの飛行機はすこぶる快調であった。ほぼ予定通りの午後3時に出発し、遅れもそれほどなく、午後5時30分頃、無事にドバイ空港へ到着した。次の乗り継ぎは、エミレーツ航空のドバイ-ジャカルタ直行便。時刻は翌日の午前9時10分だ。代理店を通さず、自分で別々に予約をしたので、ホテルを探す必要があった。ドバイで宿泊をしたことはなかったので、タクシーの運転手に適当に泊まれる所に連れて行ってくれ、と伝えた。不運にも、この日はクリスマス・イード・新年・何かの展覧会の4イベントが重なり、ドバイは想像以上に込んでいた。いくつかのホテルに門前払いされるも、数箇所目のホテルに空きがあり、宿泊することができた。値段は100ドルだった。

 ホテルでシャワーを浴びるとすぐ、外に食事にいくことにした。ドバイはトランジットで訪れた事があるだけだったので、少し町の様子を見てみたかった。比較的賑やかな通りを歩いた。道路は綺麗に舗装され、高いビルが立ち並んでいる。道行く人もそれなりの格好で歩いているのを見るにつけ、ここは先進国だと痛感する。

 適当にレストランに入り、シュワルマを頼んだ。カブールにあるレバノン料理屋の味に似ていて、とても美味しかった。食べきれなかった分は、翌日の朝食用にテークアウトにしてもらった。その後、インターネットカフェでメールを数本打ち、ホテルに戻ってベッドにもぐりこんだ。真っ白なシーツに横になると、体の回りに巻きついていた有刺鉄線がはがれていくような気がした。

インドネシア1日目 ドバイ泊_e0016654_15271774.jpg

↑大都市ドバイを走る車のライトと整然と並ぶ町の明かりが、僕の網膜に鮮やかな点と線を刻み込んだ。

# by aokikenta | 2007-01-02 14:09 | (番外編)インドネシア旅行記
2007年 01月 01日
インドネシア2日目 一路ジャカルタへ
2006年12月28日(木)

 6時に起床。前日のシュワルマの残りを食べ、ドバイ空港ターミナル1へ向かった。チェックインを済ませると、空港内にある免税店でタバコとウイスキーを購入した。現在、アフガニスタンでは酒類の販売は公式的には禁止されており、軍施設内のPXですらお酒を買うことができない。帰りはドバイで過ごす時間がほとんどないことから、行きに買っておくことにした。
 
 個人用モニターが付いたエミレーツ航空の快適な座席に座って約9時間。ジャカルタ空港へ到着した。結婚式のあるジョグジャカルタへのフライトは翌日の午前8時発なので、またしても宿泊せざるを得ず、JAKARTA AIRPORT HOTELで1泊した。移動で疲れていたので、ルームサービスで頼んだナシ・ゴレンだけ食べて、すぐに寝た。

# by aokikenta | 2007-01-01 14:14 | (番外編)インドネシア旅行記