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2007年 04月 27日
Istalif blue
カブール市内から車で北に1時間ほど行った場所に、イスタリフと呼ばれる山間の村がある。水が豊富で、アフガニスタンでは珍しく緑が青々とした場所だ。週末には、家族連れでピクニックに来る人たちで賑わう。

イスタリフで有名なのはイスタリフ焼きという陶器だ。焼き方のレベルは高くない(と思う)が、釉薬の青がとても綺麗で、訪れた人の目を惹く。その青を僕はIstalif blueと勝手に呼んでいる。

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↑イスタリフには陶器のお店が立ち並ぶ

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↑種類はいくつかあるが、個人的に好きなのは青い陶器
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by aokikenta | 2007-04-27 21:43 | 日記(カブール)
2007年 04月 26日
to U
カーブルでは本格的な春を迎えて、あちこちで木々が芽吹き、花が咲き乱れている。
庭にある黄色い花に、蝶々が蜜を吸いに集まってくる↓。

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最近、何故だかわからないが、気がつくと部屋やリビングに居る時に自然と歌っている曲がある。やめようと思っていてもどうしても頭の中でリピートしてしまう曲があるが、それの典型だ。

"瓦礫の街の綺麗な花 健気に咲くその一輪を
「枯らすことなく 育てていける」と 誰が言い切れる?
それでもこの小さな祈りを 空に向けて放っていこうよ
風船のように 色とりどりの祈り

愛 愛 それは強くて だけど脆くて

また争いが自然の猛威が 安らげる場所を奪って
眠れずにいるあなたに 言葉など ただむなしく
沈んだ希望が 崩れた夢が いつの日か過去に変わったら
今を好きに もっと好きになれるから
あわてなくてもいいよ

愛 愛 本当の意味は分からない "

「to U」 Bank Band with Salyu 作詞:桜井和寿 作曲:小林武史
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ヒューマン・ライツ・ウォッチがアフガニスタンにおける市民の犠牲についてのレポートを出した。レポートによれば、反政府勢力による攻撃のみならず、NATOや米軍によって市民が犠牲になっているとのことである。緊張が非常に高い南部では特に、事前の警告をしたにもかかわらず軍用車輌に近づいた者は、警告に従わなかったということで、攻撃を受けかねない。軍隊の視点からすれば、市民と敵が入り混じり、誰が攻撃を仕掛けてくるかわからない状態の中では仕方のない選択なのかもしれない。

しかし、人から聞いた話しでは、NATOやアメリカが送り込んで来る兵士の質が低く、指導が隅々まで行き渡っていない為に、不必要に市民の犠牲者が増大しているという側面もあるらしい。ろくに訓練も受けていない兵隊だったら、制止しても近づいてきたら、怖さの余り、思わず発砲してしまうものなのかもしれない。

もちろん、反政府勢力による自爆テロやIEDの巻き添え事故も後を絶たない。
想像に過ぎないが、無差別テロが少ないだけ、イラクよりはマシなのだろうか。

"I passed the cart and a few seconds later the bomb exploded. It was like an earthquake. It blew me back about three or four meters. . . . I woke up and saw people and body parts everywhere: fingers, hands, feet, toes, almost everything. . . . People were screaming and others were screaming that another bomb would explode . . . . I was wearing a white suit that day and I saw that my suit was red. . . ."

Human Rights Watch, "The Human Cost: The Consequences of Insurgent Attacks in Afghanistan",
Volume 19, No.6(C), 16 April 2007, available online http://www.hrw.org/reports/2007/afghanistan0407/
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晩御飯にタイ・red・カレーを作って食べた。
いつもより複雑な味がした。
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by aokikenta | 2007-04-26 00:02 | 日記(カブール)
2007年 04月 21日
平井礼子の「アフガニスタン便り」
このblog以外にも読めるアフガニスタン在住の方のblogを紹介させて頂きます。それは、『平井礼子の「アフガニスタン便り」』。ピース・ウインズ・ジャパン(PWJ)・アフガニスタン事務所で働かれている平井礼子さんのblogです。住んでいる人にしか書けない情報が満載で、しかも写真のみならず動画まで見られます。僕のblogは個人的にやっているものですが、平井さんのblogは団体としてされているので、プロジェクトの舞台裏なども見られるのではないかと思います。

実は、僕はPWJでボランティアをさせて頂いた事があります。イギリスに留学する前のことなので、かれこれ3年前になります。その時の経験は今の仕事にも役立っていますし、また、ボランティアをしていた時に買ったPWJのTシャツを1枚持っています。胸に「SKY OF AFGHANISTAN: PEACE IN YOUR HEART」という文字が、砲身の折れた戦車の絵と一緒に書かれています。お気に入りの1枚で、今でもよく着ています。

僕の団体とPWJは見方によっては、同業他社に当たります。会社ではないので同業他団体が正しいでしょうか。そういう意味からいうと、僕が事務所の中でPWJのTシャツを着るのはまずいのかもしれません。

開発援助というものは、資本主義のサブパラダイムに過ぎない。そう言う人がいます。例えば、アメリカやイギリスや日本のような資本主義国家発のNGOは沢山ありますが、共産主義国家発のNGOはほとんど聞いたことがありません。共産主義は財の共有を目指すシステムなので、理念的には、社会的弱者への開発援助というものは必要とされないのかもしれません。逆に、資本主義では、富める資本家と貧しい労働者階級が存在するので、開発援助は必要とされるということかもしれません。

この考え方はなるほどと思いますが、開発援助業界の発展の仕方が資本主義的に進んでいくべきかどうかということには疑問があります。NGOや政府援助機関や国連などが、民間企業のように必ずしも拡大を目指すとは限らないのではないか。ミッションが完了したらいさぎよく撤退をする団体、小規模の活動を地道に続けていく団体、するべき目標が達成されたら解散する団体、そういうところはいっぱいあると思います。僕はそれでいいと思います。開発援助の目的は企業と違い、利潤の追求ではないからです。

時に、自分の仕事を無くすために日々仕事をしているんだなぁ、と感じることがあります。地雷を処理することが目標の今、地雷がなくなれば僕を含めて職員は全員解雇されてしまいます。みんな路頭に迷います。でも、そんな日がくるのを夢見てみんな仕事しています。

そういうわけで、僕は他団体のTシャツを事務所で着ることをまずいとは思っていません。
何故なら、僕らは競い合っているわけではなく、究極的には同じ目標に向かっているからです。
よかったら『平井礼子の「アフガニスタン便り」』訪れて見て下さい。


(注)
自分たちの仕事がなくならないように、事実を捏造し続けていく人もいます(俗にマッチポンプと呼ばれる)。
既得権益は誰しも譲りたくない、その考え方もまた事実です。
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by aokikenta | 2007-04-21 01:07 | 日記(カブール)
2007年 04月 20日
海外情報リンク集「異国でごじゃりん」
e0016654_033155.jpg海外情報リンク集の「異国でごじゃりん」さんにリンクをして頂きました。
トップページ→「中東」をクリック→アフガニスタンのカテゴリーに分類されています。知らない国に行く前の情報収集にとても便利なHPです。
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by aokikenta | 2007-04-20 00:35 | 日記(カブール)
2007年 04月 18日
読売夕刊『ズームアップweekly』
予定通り、4月18日(水)付け読売新聞夕刊の『ズームアップweekly』に記事が掲載されました↓。
関わっているプロジェクトを、紙面1ページ割く格好で非常に大々的に取り上げて頂いて嬉しい限りです。
未来への希望が持てる前向きな結びが好きです。

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↓webからも見られます。
地雷の村 僕も掘る:ズームアップ・ウィークリー:YOMIURI ONLINE
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by aokikenta | 2007-04-18 21:58 | 日記(カブール)
2007年 04月 17日
読売新聞掲載予定
4月18日(水)付け読売新聞の夕刊に、私が関係しているプロジェクトの特集記事が掲載される予定です。今回は、毎週水曜夕刊「ズームアップweekly」という特集の1回として紙面1ページを使って取り上げて頂ける予定となっています(但し、紙面の都合で延期の可能性あり)。もしご興味がありましたら、ご覧頂ければ嬉しいです。
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by aokikenta | 2007-04-17 01:24 | 日記(カブール)
2007年 04月 15日
ダルラマン通りを抜けて
カブール市街から、TVヒルを右手に見ながら南に進み、ハビビヤ高校、国会議事堂、ロシア大使館が並ぶダルラマン通りを抜けると、正面にヨーロッパの建築方式で立てられた美しい建物がある。その建物の名前は、ダルラマン宮殿。

1920年代、国王アマヌッラー・カーンによってダルラマン宮殿は建てられた。当初の計画では宮殿を国会議事堂にする予定だったのだが、一度も当初の目的の為に使われたことはない。アマヌッラーはとても先進的な考えの持ち主で、近代化という旗印の元に、ブルカの廃止、ヨーロッパの服装の着用など伝統的な習慣の変更を推し進めた。また、1923年にはアフガニスタン初の憲法を制定し、アフガニスタン政府の根本を作り上げた。しかし、こうした政策を快く思わないパシュトゥン部族の長たちから猛反発を喰らい、1929年に失脚してしまう。こうした背景から、アマヌッラーの計画が実現することはなかった。

その後、ダルラマン宮殿は、1979年~89年の旧ソ連アフガン侵攻によって著しく破壊された。加えて、1990年前半のムジャヒディン同士の内戦によっても破壊を加えられた。もはやほぼ修復不可能で、完全に廃墟と化している。

延々真っ直ぐと伸びるダルラマン通りを車で走る。しばらく行くと、遠くにダルラマン宮殿が見えはじめる。アマヌッラーが頭の中に描いていたであろう美しく整備されたカブールの道路、格調高いダルラマン宮殿、自由な活気に満ちた町並み。目を閉じると、そういった情景の一つ一つが、瞼の裏に浮かび上がってきた。

ふっと我に返って目を開けたら、そこには、でこぼこだらけの道路、破壊されたダルラマン宮殿、そして、いつも見慣れた町並みが広がっていた。
ダルラマン宮殿が、アフガニスタンの歴史を代弁しているような気がした。

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          ↑ダルラマン宮殿
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          ↑今は廃墟となっており、一部がISAFによって使用されている
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          ↑今でも弾痕が刻まれた壁が残っている
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by aokikenta | 2007-04-15 00:44 | 日記(カブール)
2007年 04月 11日
『Afghanistan Times』掲載
先日の式典の様子が、アフガニスタンにおける英字新聞の最有力紙『Afghanistan Times』(2007年4月7日付け)に掲載されました↓。メディアを通じてこのプロジェクトへの関心が少しでも高まることは、プロジェクトに関わっているものとして嬉しい限りです。しかし、英語なので、現地の人々の「ごく」一部にしか我々の支援は伝わらないような気が・・・。どちらかと言えば国際社会向けの宣伝的意味合いが強いかもしれません(自己批判を込めて)。反省を次回に活かしたいと思います。

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by aokikenta | 2007-04-11 22:30 | 日記(カブール)
2007年 04月 10日
嵐は去りぬ
嵐は去って行った。
一昨日に、本部出張者が日本に向けて発ったので、軽い反動からか、その日の昼間は思う存分フットサルを楽しみ、夜は懇意にしている団体の方々とディナーを楽しんだ。
この1週間、新しい上司の赴任、本部出張者の受け入れ、関係各所への挨拶周り、オープニングセレモニー等々、やることが山積みだった。
一連の流れの中で細かい問題があったことにはあったが、総じて、上手くいったのだと思いたい。
落ち着いたら、次のステップへ進んで行くことになる。
次のターゲットに向けて徐々に準備をして行こう。
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by aokikenta | 2007-04-10 01:16 | 日記(カブール)
2007年 04月 07日
アフガンヨツユビリクガメ
今日は地雷原でリクガメを発見した↓。調べてみたら、「アフガンヨツユビリクガメ」と言うんだそうな。アフガニスタンにはまだまだ未知の生物が生息している。

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by aokikenta | 2007-04-07 03:06 | 日記(カブール)