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2007年 01月 30日
アーシュラーの様子
e0016654_22301263.jpg アーシュラーではどんなことが行われているのか興味があると言っていたら、スタッフが写真を持って来てくれた。1997年にパキスタンのクエッタで撮影された写真が2枚。その写真をカメラで撮影したので載せてみたいと思う。過激な写真なので、少し小さめにしておこう。
 昨日のお祭りの余韻はほとんどなく、街は平常に戻っていた。電気もまた元通り2日に一度、夕方から夜11時くらいまでのペースに逆戻り。毎日電気が来れば、街の人々にも生活の改善を実感でき、中央政府による民心の掌握にも役立つと思うんだけどなぁ。
 今日はカブールは晴れ渡り、テラスからTV Hillが綺麗に見えた。
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by aokikenta | 2007-01-30 22:44 | 日記(カブール)
2007年 01月 30日
アーシュラー
 今日はシーア派の哀悼祭アーシュラーの為、国民の祝日だった。モスクから流れる放送が朝から流れており、また街は黒・緑・赤の旗を掲げた車で一杯だったようだ。アーシュラー当日には、虐殺された預言者ムハンムドの孫フサインを追悼して、鎖の束で体を打ち付ける儀式が行われるらしいのだが、治安の問題から見学には行かなかった。日本のお祭りでも小競り合いで死者がでることもあるくらいなので、かなりエキサイトするアフガニスタンのアーシュラーを興味半分で見学するのは危険性が高いだろう。

 スタッフからの情報では、毎年アーシュラーの日にはスンニ派とシーア派の間で衝突があって、死人・怪我人が出るらしい。シーア派の男性が体を張って哀悼の意を捧げているのを見た見学者が、面白半分に笑ったために殺されるという事件もあったと言っていた。君子危うきに近寄らず。

 祝日の為か、オフィスには数日前からほぼ24時間、街の電気が来ている。ジェネレーターの音が聞こえなくて静かな夜だ。
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by aokikenta | 2007-01-30 03:24 | 日記(カブール)
2007年 01月 29日
なんとなくわかるという感じ
 どんどん気温が上がってきているのを肌で感じる。半月前は、外を歩いていると耳がちぎれそうだったが、今は、帽子がなくても問題ない気温になっている。やはりこの前の雪が今年最後の雪だったようだ。この調子でいけば、雪もあと数週間の内にはほとんど溶けるのではないだろうか。

 アフガニスタンの暦では新年が西暦の3月21日なのだが、なんとなくそれがわかるような気がする。西暦の1月1日は寒すぎて、とてもお祝いをする気にはなれない・・・。逆に3月21日頃だと、春の気配が漂い、新芽が芽吹いているので新年のお祝いにふさわしい。

 また、アフガニスタンの料理に油が多いのも、なんとなくわかるような気がする。油を大量に摂取することで体温の低下を防止し、それによって、こういった過酷な自然環境で生きていくことができるのだろう。他にも、農業従事者のような野外で労働をする人にとっては、油は重要なエネルギー源なのだとも思う。単純に肉を買えないので、安価に高カロリーを摂取できるのが油というだけかもしれない。そんなことを考えると、ぽっと来た外部者がわかったふうな格好で異なる文化の事を批判したりするべきではないのではないだろうか(上記はあくまでも僕の憶測の範囲を出ないのだが)。とりあえず異なる文化を理解しようと努めてみる。
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by aokikenta | 2007-01-29 03:23 | 日記(カブール)
2007年 01月 28日
アーシュラー間近
昨日、今日とやけに街の電気が来ている。アーシュラー(1月29日、イスラム教シーア派の祭日)が近い為だろうか。街には、黒い門が至る所に建てられていて、アーシュラーへの備えは万全のようだ。聞いた所では、シーア派の男性は、故事にちなんでアーシュラーの日に鎖の束で体を痛めつけるそうだ。彼らが崇拝する人に殉じた行為で、それにより哀悼の意を捧げるということらしい。一度自分の目で見てみたいが、アーシュラー当日にはスンニ派とシーア派が衝突し死者がでることがざらなので止めておいた方がよさそうだ。オフィスでおとなしくしていよう。
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by aokikenta | 2007-01-28 02:39 | 日記(カブール)
2007年 01月 26日
なごり雪?
e0016654_337484.jpg カブール市内では、昨日雪が降り、約10センチ積もった。しかし、気温はそれほど低くなく、朝7時に温度計を見てみたら0度だった。日中は4度くらいまで気温が上がっていた。今日の昼頃になると、雪がかなり溶け出し、道路にはいたるところに泥の水溜りができていて、防水加工の靴が必須になっている。昨日の雪は気まぐれ屋さんで、これがこの冬最後の雪になる事を真剣に祈っている。
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by aokikenta | 2007-01-26 03:41 | 日記(カブール)
2007年 01月 23日
Back to Kabul
 パキスタンからカブールへ戻ってきた。期日通りにオーダー物品が調達できないなどの出張前から予想されていた問題は数々あったものの、充分な成果のあった出張だったと思う。気持ちを切り替えてカブールでのプロジェクトに集中したいのだが、先週雪が降ったらしく、プロジェクトへの深刻な影響が見込まれる。天候や、それ以外の要素からもなかなか思う通りにいかないが、それが現場の活動ということだろう。焦らず、しかし、キメの細かいプロジェクトを。

↓アフガニスタンの写真・・・と言いたいところだが、パキスタンのペシャワールで撮影した写真。ペシャワールには1979年ロシアのアフガニスタン侵攻以来、20年以上に及ぶ難民生活を強いられているアフガン難民が沢山住んでいる(これについては、自分の考えをまとめてから別の場所で発表したいと思う)。
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by aokikenta | 2007-01-23 00:45 | 日記(カブール)
2007年 01月 18日
イスラマバードからの便り
拝啓

 パキスタンに来て4日が経ちます。気温はカブールより高いので過ごしやすいですが、食事が外食続きで脂っこいカレーばかり食べているので、内臓が少し疲れているような気がします。体調管理には気をつけたいと思います。
 仕事の方は、それなりに順調に行っているところもあれば、それ以上に問題もあり、まぁこんなものかと思っています。イスラマバードから車で30分くらいのところにあるラワルピンディという街に何度か行きましたが、イスラマバードと違い、比較的雑然としていて面白い街です。イスラマバードを一歩出れば、他の都市はみんなこんな感じなのかなと思いました。
 それから、イスラマバードからラワルピンディに行く途中に、アフガン難民の住むキャンプがあって、興味深く見ていました。土作りの家、ブルカを着た女性、凧揚げをする子供達など、ここはパキスタンなのにも関わらず、アフガンらしい光景が広がっているのを目の当たりにして面白かったです。微笑ましい反面、パキスタン人とアフガン人の間には外部者の目には見えない軋轢のようなものが、かなり根深くあるのではいかというような気がしました。イギリスに住むインド・パキスタン人移民と、現地住民の間にも根深い溝がありましたが、ここでも同じような事があるのではないかと思います。イスラマバードには何回か来ていますが、今回の出張で前よりもパキスタンへの興味が沸いてきました。
 明日からペシャワールに行って来ます。寒い日が続きますが、くれぐれもご健康にはご留意下さい。

敬具

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↑必死に客寄せをする乗り合いタクシーのお兄さん。
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by aokikenta | 2007-01-18 22:51 | 日記(カブール)
2007年 01月 15日
出張
少しの間、隣国パキスタンへ出張してくるので、しばらく更新できないかもしれません。次回更新まで、しばしお待ち頂ければ幸いです。

移動の多い年明けだ。
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by aokikenta | 2007-01-15 00:38 | 日記(カブール)
2007年 01月 13日
TV hill
e0016654_2244067.jpg 標高1800メートルの盆地に広がるカブールで、一際目を引く丘がある。その名は、TV hill。日没後、TV hillの足元をランドクルーザーで移動すれば、車窓から見えるのは、丘の斜面に所狭しと立ち並ぶ家々だ。窓からこぼれる電球の柔らかい黄色をした明かりが目に映る。あんな高い所で暮らすのは大変だろうな。そんなことを考えながら、その家々と僕の間に何の接点もないまま、車はTV hillの前を通り過ぎていく。

 日本に一時帰国中のある日、僕は友人と食事をした帰りに電車で揺られていた。席に座り、しばらくするとウトウトしてきた。はっと目が覚めて、電車の窓から景色を見渡した。パラパラと点在する柔らかい明かりが見えた。TV hillだ。自分のいる地面の下を巨大な蛇が這って行くような気持ちの悪い重低音が頭の中に響き渡った。一瞬、背筋にゾッとするものを感じながら、我に返った。ここは日本だ。TV hillのわけがない。良く見ると、それは綺麗で立派な高層マンションだった。あんな高い所には誰が住むのだろう。そんな事を思いながら、電車はそのマンションを通り過ぎて行った。

 インドネシア旅行の最終日、僕は友人ディアの車の中にいた。同乗していたのは、運転しているディアと、カナダ人女性のステーシー。今日の午後、カブールに帰るのか。そんな事を考えていたら、僕の眼前に黒い山が現れた。黒くて鉄の塊のように重たい山が、僕の目の前を遮るように立ちはだかる。邪魔をするのは誰だ --- "Kenta, are you okay?"ステーシーが声をかけてきた。あの黒くて重たい山は、TV hillだったのだろうか。"I'm fine, I'm fine"そう笑顔で返しながら、僕はその山の正体を見つけようとして見つけられずに、一人当惑していた。
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by aokikenta | 2007-01-13 02:33 | 日記(カブール)
2007年 01月 08日
☆おかげさまで10,000アクセス☆
 このblogへ足を運んで下さる皆様のおかげを持ちまして、アフガニスタン駐在日記の延べ訪問者数が10,000人を越えました。一昨年10月にアフガニスタンへ行く事が決まってから開始しましたので、1日平均約22人の方にご覧頂いている計算になります。訪問者が1人でも続けていくつもりですが、これだけの方にご覧頂けている事は私の励みであり、続けてきてよかったと心から感じています。この場を持って、ご覧頂いている方々へ感謝の気持ちをお伝えさせて頂きます。ありがとうございました。また、これまでと同様にこれからも続けていく所存ですので、今後とも暖かく見守っていただければこれ以上の喜びはありません。

2007年1月8日
アフガニスタン駐在日記管理人
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by aokikenta | 2007-01-08 23:57 | 日記(カブール)