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2006年 01月 31日
代表的料理3種類
 プロジェクト開始直前ということで怒涛のように押し寄せてくる仕事を必死でさばく日々になってきている。くどくなるのだが、自分が予定していたようには進まずイライラすることもありながら、しかしそれを受け入れつつ、一歩一歩進んでいければと思う。

 今日はアフガニスタンのレストランに行ってavailableな3種類のメニューを写真で紹介してみたい。

e0016654_2334055.jpg←前にも乗せたケバブ。ケバブ屋さんにはケバブしか置いていない。


e0016654_2344733.jpg←羊肉とじゃがいも人参などを煮込んだコルマ。材料的にはにくじゃがとほぼ一緒。油は多いけど日本人に合う味だと思う。


e0016654_23633100.jpg←これまた、前に別の写真で紹介したパラオ。お米に人参干しブドウなどが乗っかっている。外から見るとお米だけかと思うが、中には羊の肉が入っている。初めがっかり、後でびっくりという料理だ。


アフガン料理は基本的にお腹を一杯にする為にある。味が悪いというわけではないが、微妙な香りや味を楽しむ料理はあまりない。だから、お腹がすいているお昼ごはんには最適だが、連続で夜に食べるのはきついというのが正直なところである。

 上の三つが代表的アフガン料理だけど、見ていて何か気がつくことがあると思う。それは、品目が少なく、使っている食材の数も限られているということだ。日本では健康のために、30品目以上取りなさいとよく言われるが、それを実現するのは至難の業である。その事で問題になるのは、栄養不足である。ケバブを食べると、ナンから得られる炭水化物とケバブから得られるたんぱく質・脂質、そしてチャイに入っている砂糖から得られる糖質くらいしか摂取できない。野菜が皆無なのである。コルマ、パラオにしても人参くらいしかなく、ビタミン不足、食物繊維不足に陥りやすい。そういうわけで、こちらに住む場合には積極的に野菜や果物を取るようにしましょう。
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by aokikenta | 2006-01-31 23:24 | 日記(カブール)
2006年 01月 30日
アフガニスタン土産
 昨日降った雪が解けて、道はどろどろになっている。ここのところ、気温がなぜか高く、降った雪がすぐに解けてしまったのだ。カブールのど真ん中でも四輪駆動が必須の状態だ。

 今日はなんだかんだと仕事があり、あっという間に時間が過ぎていた。夜は羊肉で焼肉をしてみた。少し肉は固いが、うまかった!ジンギスカンも羊の焼肉みたいなもんだから、これはありだね。

 週末に一人寂しく撮って見た写真をアップロードしてみよう。

e0016654_2525252.jpg←イスタリフ焼きの壺。事務所にあるものを撮って見た。本物はもう少し深い色をしていて魅力的な壺なのだが、写真で撮るとうまくいかない。カブールから北に2・30キロの所にあるその名もイスタリフで作られている。


e0016654_2561964.jpg←アフガニスタンといえばラピズラズリ。イスタリフ焼きと同様、本物はもっと深くていい色をしている。輝きこそないが本物だけが持つにぶい光を放っている、と個人的には思う。


e0016654_303811.jpg←これは別に有名なもんじゃないけど、ショーウインドーから自分を呼んでいるような気がしたので買った。ロベルト本郷が持っていたようなウイスキー等を入れる容器、だと思う(ひょっとしたら香水入れ?)。イランや中央アジアのものかもしれないし、アンティークというよりもお土産品という感じかもしれないが気に入っている。
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by aokikenta | 2006-01-30 03:06 | 日記(カブール)
2006年 01月 28日
邦人懇談会と新年会
 今日は大使館で11時から邦人懇談会と新年会があった。アフガニスタン在留邦人全てに招待状がいっているようで、かなりの数の方がいらっしゃっていた。援助関係者、民間企業の方などなど様々である。食事も振舞われたので、日本食を堪能しながら歓談した。楽しかった。

 他のNGOの友人らを誘って、事務所で卓球大会をした。仕事の事はすっかりと忘れてリフレッシュするいい機会になった。夕食には、そのまま残った方と鍋を食べた。

 今日の写真は全然ないので、アフガン人のお宅に訪問した時の写真を載せてみよう。

e0016654_24215100.jpg←家の中に自前の絨毯織機が据え付けられていた。


e0016654_2431068.jpg←模様はこんな感じ。


e0016654_2435459.jpg←織っているのは子ども。こんな小さい頃からやっていれば上手になるわなぁ。
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by aokikenta | 2006-01-28 02:45 | 日記(カブール)
2006年 01月 27日
郊外の風景
 今日は午前に外の人とミーティング、午後はSupreme PXという外国人向けのスーパーマーケットで買出しをしに行った。事業展開が目前に迫っており、なかなかスケジュールが立て込んでいる。

 今日は、カピサに行った時に写真をアップロードしてみよう。カピサは雪解け水が流れる綺麗な場所だ。

e0016654_4202878.jpg←荒涼とした大地と綺麗な川のコントラストがいいでしょ?左に見えるのは、アフガニスタンでは欠かせないランドクルーザー。バンパーについているのは無線アンテナ。


e0016654_4213598.jpg←思っていたよりも透明度が高い。


e0016654_423530.jpg←あまりいい写真ではないが、雰囲気が伝われば嬉しい。川の水は生活に使われている。
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by aokikenta | 2006-01-27 04:23 | 日記(カブール)
2006年 01月 26日
visualでも伝えて行こうかと
 今日は家の契約でバグラムへ訪れた。ようやく一段落することができた。ほっと一息だ。
 最近思ったのだが、自分のblogは字が多いので、これからは写真を積極的に載せて行きたいと思う(GREEでご覧の方は直接ご訪問頂ければ幸いです)。

e0016654_235383.jpg←ハンバーガー屋さんの概観。もろ大衆食堂という感じの場所なので、ボロボロで汚い


e0016654_22043.jpg←以前写真を載せたアフガン式ハンバーガーとはタイプが違うもの。シシケバブで使うようなミンチ肉を油で揚げたハンバーグが2つとポテトフライがナンに乗って26アフガニー(約50円)。安うまの王道といったところだろうか。
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by aokikenta | 2006-01-26 02:37 | 日記(カブール)
2006年 01月 25日
カブール・アイフル・借り過ぎにはご注意下さい
 今日は午前も午後も外出をしたので、やや忙し目の一日だった。午後の外出では、道が封鎖されていたので戻りが遅くなった。予定通りにはなかなかいかないな。

 こちらで働き始めて驚いたのは、給料の前借りの御願いが非常に多いことだ。まだ3ヶ月に満たない滞在だが、既に5回くらいは御願いをされた。理由は様々である。

「携帯電話を買いたいから前借りさせて欲しい」

「家にお金がもうないから前借りさせて欲しい」

「兄弟の具合が悪く病院に行かなくてはならないから前借りさせて欲しい」

スタッフの中には家が裕福な人もいるし貧しい人もいる。貧しい家の人には正直言って同情する。しかし、アフガニスタンでは仕事がない人は文字通り山ほどもおり、同情し始めるとキリがない。街には物乞いが溢れており、僕が道を歩いているとすぐに日本人とわかるらしく多くの物乞いが寄ってくる。

 一応僕にも人の心も情けもあるので、そういう人に本当に同情する。しかし、その場で数アフガニーをあげたところで根本的な貧困の解決にはならないので、よほどのことがないとお金をあげない。給料の前借りに関しても、特例以外には原則的には認めていない。

 開発に興味がある人の多くは、こうした葛藤を経験したことがあると推測する。物心ついてから初めて海外に行って、貧困を目の当たりにして頭を抱えた人は多いのではないだろうか?でも、同時に多くの人は、考えても簡単に答えがないから、考え始めると迷路に迷い込むから、という理由で真剣に考える事を意識的にせよ無意識的にせよ止めるのではないだろうか。

 僕にも答えは見出せない。物乞いにお金をあげて一食のナン代を助けることに意味があるのか。ただの自己満足のナルシズムなのではないか。はたまた、お金をあげないのは人の心がないからなのか。はっきり言って自分にもわからない。ただ、今の仕事を選んだということはこういう問題に真正面から向かっていきたいという自分のスタンドポイントを表しているような気もする。でも、それもただの自慰行為なんじゃないの?と言われたらどう反論したらいいだろうか。

 数学のように一つの解が存在しないからこそ取り組む価値があり、いろいろな考えを持つ人がいるからこそコミュニケーションをしなくてはならない。そうした活動の行きつく果てに、何らかの答えがあるのだと信じている。カブールを取り囲む寒々とした丘に夕日が沈む。この日本とつながる広々とした空に再び太陽は昇るだろうか。
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by aokikenta | 2006-01-25 02:14 | 日記(カブール)
2006年 01月 24日
カブール・トラブル・ノープロブレム
 昨日はインターネットの調子が悪く更新ができなかった。最近はすこぶる寒い。温度計を窓際においているのだが、大体平均マイナス6度くらいである。とうとう、水道管が凍りつき、シャワーが浴びられなくなってしまった。厳密に言うと、2階のシャワーは浴びられるのだが、水圧が弱いので浴びていると悲しい気持ちになってくる。そんなわけで、冬場のシャワーを浴びる頻度はどんどん少なくなっていくだろう。なんだか、アウトドア生活をしているみたいだ。

 昨日がアフガン暦の月初だということで、スタッフに支払をした。その関係で、今日は事務所に籠もってその処理などをしていた。こういう日もたまにはないとなぁ。

 アフガニスタンに限らず開発途上国において、「ノープロブレム」という言葉はトラブルの元だ。「ノープロブレム」と聞くと、何の問題もないと思ってしまいがちだが、実際には問題があるのが常である。例えば、何かを新しく買うことになった時に、「この費用で大丈夫?」と聞くと、必ず、「ノープロブレム」と返事が返ってくる。しかし、実際にはその費用で収まらないことが多い。やれ輸送費がかかるとか何の費用がかかるとか、もう身動きがとれないような状態になってから報告があった事が幾度となくある。事務効率の悪いイギリスでも鍛えられたが、相手の言う言葉を丸呑みしないことが仕事を円滑に進める秘訣であるように思う。

 かく言う僕も仕事の上で詰めが甘いことが多いので、徐々に成長していかなくては!

 
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by aokikenta | 2006-01-24 03:17 | 日記(カブール)
2006年 01月 22日
カブール・テリブル・トラフィックジャム
 普段は土曜日は休日だが、今日はprocurementで街中を駆け回った。午前9時過ぎに事務所を出て、帰りは午後4時くらいになった。カブールはカイロのように渋滞がひどく、予定通りにはなかなか移動できない。車の量が単純に多いということもあるが、信号がないこと、交通ルールというものが存在しないこと(アフガン人の中には存在しているようだが)、要人が道を通るとなるとすぐに道が封鎖されること、などなどが複雑に絡み合い慢性的な渋滞を生み出している。

 そういう状態だから、交通事故も当然多い。実は、これまでに書いていなかったが、車に乗っていてオカマをほられた事がある。前の車が道路のど真ん中でUターンをしたので、急ブレーキをしたら、後ろの車のブレーキが間に合わず、追突されてしまったのだ。相手に非があるので、相手が払うということで示談になったのだが、よくよく聞いてみると、相手は非常に貧しい家の人らしく修理代金を払ってもらう事ができなかった。納得できないが、納得せざるを得ない奇妙な結末であった。

 ふと忘れがちだが、実はアフガニスタンで遭遇する確率が一番高い危険は交通事故だ。ランドクルーザーの車窓から、交通事故現場を見た事が何度もある。自爆テロ、強盗、誘拐、レイプなどが目立つので取り上げられがちだが、交通事故のリスクを忘れてはならない。だから、デッドラインや時間的制約をドライバーには与えたくない。

 お昼に食べたケバブが半生だった。半生ケバブの危険度は交通事故の次に忘れてはならない。
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by aokikenta | 2006-01-22 02:11 | 日記(カブール)
2006年 01月 21日
格言
シャワーは浴びれる時に浴びておけ

byケンタ
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by aokikenta | 2006-01-21 01:53 | 日記(カブール)
2006年 01月 20日
インシャッラー
 3日連続バグラム。ここのところ連続でバグラムに行っていたのは、プロジェクトサイトに近い所に家を借りる為であった。今日はようやく仮契約にこぎつけられたので、一区切りがついた。ほっと一息だ。しかし、これからまだまだ物資の調達、インストレーションなどがあり一息ついている間もない。

 NGO職員は基本的になんでもやらなくてはならず忙しい。事務所選び・運営維持から始まり、スタッフの採用・契約、インターネット設置、水の整備、電気の整備、事業の運営、ドナーとの折衝、省庁への報告などなど、数え上げればきりがない。

 しかし、その分やりがいがある。村人と話しをしたり、お茶をしたり、食事をしたりして交流する機会がある。年齢に関係なく大きな仕事をすることができる。自分で考えたアイデアを実現することができる。それは他の団体に所属していてはできない特権だ。これこそ僕が求めていたものであり、NGOのいい所だと思う。

 契約の最中に、地震や天災などで家が壊れた場合の責任範囲について協議したのだが、相手の言ったことが新鮮だった。

「地震が起こるかどうかは神にしかわからないから、起こった場合は、当然こちら(大家)が負担します」

そう言ってくれるのであればこちらとしてはありがたいが、日本人とは違う価値観に唐突に出会い、なんとも言い表せない気持ちがした。インシャッラー(神の思し召し・神のみぞ知るなどと訳される)の国、アフガニスタン。素朴な村人に感動すら覚えてしまう。

 インシャッラーという態度に仕事の上で悩まされることも多い。

スタッフに以前質問をした。

「自動車のナンバープレート取得にどれくらいかかるの?」

「インシャッラー。」

いやいやいやいや、人間がすることなんだからそれはないでしょ、と思う反面、日本人と違う物差しで生きているのだからそれを理解したいと思う。

 日本人はパンクチュアル過ぎるところがある。日本はとても窮屈だ。サラリーマンでも公務員でも男性は40代になると、髪の毛が白くなったり薄くなってくる人が多い。時間的プレッシャーやストレスの中で生きているから寿命も短くなるのではないかと思う。そのおかげで、世界で1・2位を争う豊かな国になったのは事実だが、少しスローダウンしてもいいのではないかと思う。もちろん、僕も日本で生まれ育ったので日本的考え方が体から抜けないし、一生抜けないのだろうと思うが、アフガニスタンからなにがしかのものを見習って取り込みたいな。
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by aokikenta | 2006-01-20 03:08 | 日記(カブール)