カテゴリ:日記(イスラマバード)( 125 )

2008年 05月 16日
世界の果てからちょっとだけ中心側へ
国連機のタラップを降りたら、熱気がムッと押し寄せてきた。
そうだ、イスラマバードは暑かったんだっけ。戻ってきてやっとその事を思い出した。
人間はどんな環境にも適応してしまうというのは本当みたいだ。

よくわからない。

とりあえず写真だけ。

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↑整然と立ち並ぶ土で出来た家々。
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by aokikenta | 2008-05-16 05:33 | 日記(イスラマバード)
2008年 05月 16日
アフガニスタンのスナップショット
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まだ雪が残る山々(上段左)、街の様子(上段右)
チャードリーを着る女性(下段左)、アフガン料理(下段右)
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by aokikenta | 2008-05-16 05:16 | 日記(イスラマバード)
2008年 05月 16日
カブール名所名跡
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デ・アフガナンのモスク(上段左)、マスード・ファウンデーション(上段中央)、カブール川の南側にある黄色い建物(上段右)
ナディール・シャー廟とイード・ガー・モスク(中段左)、TVヒルもしくはアスマイ・マウンテン(中段右)
マクロリオン団地(下段左)、カブール動物園近くのモニュメント、後ろはバーブル庭園(下段右)
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by aokikenta | 2008-05-16 05:02 | 日記(イスラマバード)
2008年 05月 16日
あぁ、これこれ3
僕がアフガニスタンで見ていた景色は、いつも窓越しだった。
よく見慣れている景色は、助手席から見るドライバーの横顔で、
ランドクルーザーの窓というフィルターを通してだけ、賑やかな街並みに
触れることができた。いや、触れる事ができたというよりも、ただ触れているような
気がしていただけなのかもしれない。

車から撮る写真は、いつも窓のフレームが写りこんでしまったり、
CODANのアンテナがど真ん中にはいったりで、好きじゃなかった。
でも、カブールから離れて暮らしていていつも思い出されるのは、
不思議なことにその好きじゃなかった窓越しの光景だった。

窓越しの写真なんて人前に出せるものじゃないと思っていたし、
自分でも嫌いだったけど今はそんなに嫌いじゃない。それを見ることで、
あの時、自分が思っていた事や、気持ち、感じていた事のデティールが、
むしろ、今でははっきりと感じられる。

過去であり、現在でもあり、未来でもある。
過ぎ去った事と、今この瞬間と、これからの事が入り混じっている。
三次元空間に時間という軸を加えた四次元空間というのは、こういう場所を言うのだろうか。

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↑ランドクルーザーの中から。外は、ワズィル・アクバル・カーン・サラケ・ポーンズダの辺り。
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by aokikenta | 2008-05-16 04:42 | 日記(イスラマバード)
2008年 05月 12日
あぁ、これこれ2
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↑デ・アフガナンにあるモスク。僕が始めてカブールに来た時から、ずっと建設中な気がする。
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by aokikenta | 2008-05-12 22:28 | 日記(イスラマバード)
2008年 05月 11日
あぁ、これこれ
カブール事務所の僕の机の上にある卓上カレンダーは、今年の2月で止まっていた。
アフガニスタン国カブール州では、僕の時間はあの時から止まったままだ。

ところで、「あぁ、これこれ!これってすっごいカブールじゃない!?」という写真が撮りたいのだが、なかなか上手くいかない。
今日の写真は、TVヒル南側に住んでいたか通勤していたことのある人なら、「あぁ、これこれ!」って思ってもらえるかも?

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↑TVヒルと建設中のイスラム大学。シーア派の大学だけあって、ターコイスブルーのドームはイランで見たモスクを思い出させる。
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by aokikenta | 2008-05-11 22:52 | 日記(イスラマバード)
2008年 05月 09日
フィールド
希望に満ちていた。
明るい未来は僕の手の平の上にあるのだと本気で信じていた。
努力次第で、これからどんどん組織を拡大していけると無邪気に思っていたし、
このプロジェクトは必然的にそうなるだけの可能性があると自信を持っていた。
かれこれ半年ぶりにフィールドに行って、あの頃のそんな気持ちが蘇ってきた。
もう二度と見ることはないだろうと思っていたわけではないけれど、ひょっとしたら
もう見られないかもしれないとは心のどこかで思っていたのかもしれない。
挫折でもないし懐古でもないし感傷に浸ってるわけでもないのだが、
白のマーキングストーンで挟まれたcleared areaを歩きながら、
何故かずっとそんな事を考えていた。


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↑青い空、白い雲、放牧した羊、遊牧民、乾燥した茶色の大地。

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↑マーキングストーン。赤側は地雷原を表し、白側は安全地域を表す。

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↑旧ソ連製の地雷POMZ-2(スティックから外れている状態)。果物のザクロはこの地雷(ポムズ・ツー)と手榴弾(グレネード)に似ているから、ポムグラナトというのだとずっと思ってた。
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by aokikenta | 2008-05-09 22:12 | 日記(イスラマバード)
2008年 05月 09日
そこにいる人、そこにあるもの
アフガニスタンはたしかに世界の果てみたいだし、乾燥や砂嵐で
自然環境は厳しいけど、そこにいる人、そこにあるものは気高く美しい。
それはちゃんと伝えたいなぁって、素直に思うような真っ直ぐなものなんだ。

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↑カメラに向けて笑顔、戸惑い、平静な装いを見せる子供たち。

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↑ひどく乾燥した空気と砂嵐の中、凛と咲き続ける庭にある薔薇。
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by aokikenta | 2008-05-09 02:25 | 日記(イスラマバード)
2008年 05月 09日
砂嵐
イスラマバードはもう冷房がないと生活できないくらい暑いが、
カブールは長袖で丁度いいくらいの涼しくて過ごしやすい天気だった。
こっちに来て、気温以上に影響を受けるのは空気の乾燥だ。
唇がカピカピになるし、肌が乾くし、ネスレの1.5リットルのペットボトルのミネラル・ウォーターも、
空けてからすぐに飲み干してしまった。全然イスラマバードと違うことをあらためて体感した。

夕方、風が強いなぁと思って外を見たらものすごい砂嵐だった。
砂漠の砂嵐作戦は湾岸戦争の時の作戦名かもしれないが、ロシアもイギリスも
旧ソ連も、そしてアメリカも?、アフガニスタンがどんな超大国も追い返すことが出来た
要因の一つには、この国の自然の厳しさも少しは影響しているかもしれない。

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↑夕方、砂嵐に襲われるカブールの街
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by aokikenta | 2008-05-09 01:51 | 日記(イスラマバード)
2008年 05月 09日
世界の果て
ドック、ドック、ドック、ドック・・・。
初めてアフガニスタンに来た時のことを、僕は今でも鮮明に覚えている。
初めてのフィールド、恋焦がれた国、映画の中の話ではなくて、
未だに戦闘があちらこちらで起こっているwar zone。
そんなあらゆる外的要因が、僕の気持ちを昂らせていた。

でも、それは、きっと僕だけに限ったことじゃなくて、アフガニスタンで
働くどの人の心にも鮮明に刻まれている記憶に違いない。いや、
心に刻まれてるとか瞳の奥に刻まれているという表現は間違いかもしれない。
もっと、自分の根源的な部分を揺さぶるような感覚。
カブールにいる。僕は、あのカブールにいるんだ、ということが、
オリンピックで金メダルを取った選手が「まだ信じられない、実感するのに
時間がかかりそうです」と興奮しながらインタビューに答えている時の気分のように、
半ば現実のものとして受け止めきれない気分。

世界の果て。

もう使い古されて擦り切れた陳腐な表現方法かもしれないけど、
国連機の窓から見下ろすアフガニスタンの大地を見て、最初に思い浮かぶ言葉は、
やっぱり世界の果てだった。発達していない交通網や地理的な関係から遠いという、
陸の孤島という意味で世界の果てにある国というだけではなくて、
僕達が住んでいる日常の世界からは余りにも遠い所にある場所だからそんなことを思うのかもしれない。
まるで線分の両端を無限に伸ばしていっても永遠に交わることのないユークリッド幾何学上の
2本の直線みたいに、僕達の住む場所とはねじれの位置にある世界。
そういう意味においても、2つの世界の間に大きな乖離があるから、
世界の果てという言葉が頭に浮かぶのかもしれない。

ドック、ドック、ドック、ドック・・・。
すごく昂ってるわけじゃない。
でも、何も感じていないわけじゃない。
あーあ、これじゃ、初めて赴任した時から何にも変わっていないや。

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↑国連機の窓から見下ろす、褶曲(終極)したアフガニスタンの大地。
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by aokikenta | 2008-05-09 01:17 | 日記(イスラマバード)