カテゴリ:日記(イスラマバード)( 125 )

2008年 06月 08日
パキスタンの食事
今日は、土曜日だけど仕事だったので、9時から働いていた。天気がいい日に、事務所でデスクワークをするというのは、精神的に健康ではない。しかも、周りの人が休みなのに働くというのが気分的に宜しくない。しかし、アフガニスタン事業が動いているから仕方がないのだ。

土日はクックがいないので、大抵レストランへ行く。今日のお昼は、近くのローカル・レストランへ行ってきた。食べたのは、マトン・コルマ(羊肉の煮込み)とナンとライタ(ヨーグルトみたいなもの)。マトンが柔らかくてすごく美味しかった。毎日食べると飽きるかもしれないが、パキスタンの料理はスパイスが効いていて、焼きたてのナンと一緒に食べるとすごく美味しい。毎週末レストランへ行くので、これからどんどん色んな料理を試してみたいと思う。食後には、ジュース・スタンドでマンゴー・ジュースを飲んだ。やっぱり美味かった(よい子の皆さんはお腹を壊す恐れがあるので真似をしないで下さい)。

仕事が終わってからは、日本人サッカー部の練習に行ってきた。サマータイムが導入されてから、1時間、開始時間を遅らせて、17:00開始に変更になった。17:00というと結構涼しいのではないかと思うかもしれないが、つい10日前までは16:00だったので、真昼間ほどではないが相当暑い。15分のミニゲームを4セットやって、汗だくになった。いいエクササイズだ。

夜は、マリオットホテルの『さくら』に行って、握り寿司(松)を食べてきた。サーモンうまい。沢山運動したし、美味しいものを食べたしで、よい週末だった。

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↑マトン・コルマとナン。コルマはアフガニスタンにもあるが、味がもっと平坦だった。パキスタンのコルマは、日本人が想像するカレーに近い。
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by aokikenta | 2008-06-08 03:52 | 日記(イスラマバード)
2008年 06月 04日
Bull raceとTent pegging
少し前の話になるが、知り合いの誘いでBull raceというイベントに行ってきた。
Bull raceは読んで字の如く、牛のレース、いわば競牛とでも呼べるスポーツだ
(スポーツと言い切っていいのかどうかわからないが、乗る人にとってはいいエキササイズになるはずだ)。

Bull raceでは、騎手が、牛2頭に引きづられる格好で、小さなソリのようなものに乗る。
助走の段階では2人くらいの男が手伝い、牛が勢いに乗り出すと助手は手を離して、
後は、牛2頭と騎手だけがものすごい勢いで数百メートルあるレーンを一気に駆け抜けるのだ。
発祥の起源については、よくわからない。

そういえば、以前、このブログでHorse raceを紹介した。
記事の中で、Horse raceは軍事技術と関係があるかもと書いたが、それを裏付ける面白い話を聞いた。

なんでも、Horse raceの方は別名「Tent pegging」とも呼ばれるらしい。
Tent pegとは「テントの杭」のことなので、テントの杭を刺す事というくらいの意味になるだろうか。
なんで、Horse raceがTent peggingと呼ばれるかというと、これにはわけがある。
Horse raceは、そもそも、夜襲で敵陣を襲う際の馬術を磨く訓練だった。
どういう戦術を昔の人達が用いていたかというと、夜、相手が眠りこけているところで襲撃をかけて、
その時、騎馬たちが、テントの杭を槍で全部抜いてしまえば、相手はわけがわからないまま、
自分達が寝ているテントの屋根が落ちてくることになる。なんだなんだ、と思っている間もなく、
後からやってきた、別の騎馬たちにテント布の上から槍で串刺しにされてしまうのである。
これは、すごい戦術だ。

そういうわけで、Tent peggingというんだとさ。
だから、あのHorse raceの標的に使われていた杭は、テントの杭を想定していたわけだ。
パキスタンの昔の戦争の様子が想像されて、面白いもんだ。

あと、蛇足だがBull raceに出てきた牛の肩には、見たこともないこぶがついていた。
一緒に観に行った人と、あれはナンなのだろうかと推測したが、結局、らくだのこぶみたいな
もので、脂肪と水分でできているのではないかという結論に至った。
南アジア特有の牛の種類なのだろうか。よくわからない。

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↑Bull raceの様子。土埃を上げて牛が走っていく。数千人はギャラリーがいたと思う。
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by aokikenta | 2008-06-04 23:31 | 日記(イスラマバード)
2008年 06月 03日
在パキスタンのデンマーク大使館爆破テロ
今日6月2日に、在パキスタンのデンマーク大使館で爆破テロがありました。
報道では、6人が死亡、30人以上が負傷したと報じられています。デンマーク人の犠牲者はいなかったとのことです。

数年前に、デンマークの新聞紙上に掲載された預言者ムハンマドの風刺画が、今年の2月に同紙に再掲載された為に、その筆者を殺害しようと試みたモロッコ人とアルジェリア人が逮捕されるという事件がありました。この再掲載はイスラム世界でも大きく取上げられて、世界各地でデモが起こるなど大きな話題になりました。今回の事件は、これの延長線上にあります。

この関連話題を聞くと、いつもエスノセントリズム(Ethnocentrism)と文化相対主義(Cultural relativism)という言葉が思い出されます。文化相対主義というと、ある文化(例えばイスラム社会)の人権侵害などを防げないなどの反論が予想されますが、文化相対主義は、必ずしも、ある特定の文化を擁護するわけではなく、偏見を排除した上で分析をする態度と思うので、僕はこれからの時代に必要な態度だと思ってます。レヴィ=ストロースは『親族の基本構造』の中で、異なる文化における共通の構造を抽出して見せましたが、彼が唱え始めた構造主義が現代(ポスト・モダン)における思想の世界を席巻したことを考えると、また、エスノセントリズムが究極的にはホロコーストを生み出す危険性があることを考えると、これからのグローバル化時代には不可欠なパースペクティブだと個人的には思います。この辺りは、また別途、考えをまとめてから何か書けたらいいなと思います。

一緒に住んでいるデンマーク人のジャーナリストは、デンマークやノルウェーの新聞とTVから、ひっきりなしに取材要請が入っているみたいで、今日は一日中街を駆け回ってました。

あ、あとNWFP(North West Frontier Province)州政府とタリバン(スワットをベースにしている、俗にPakistani Talibanと呼ばれる集団)の間で、先日、ある種の平和合意が結ばれました。なので、今回の事件は、タリバンの仕業ではないはずです。もしタリバンの仕業であれば、結んでいきなりの平和合意の条件違反になるので、パキスタン政府が黙ってないはずです。BBCではアルカイダの仕業ではないかと、事実をつなげることでほのめかしてました。この平和合意の、アフガニスタンとパキスタンに対するインパクトも興味深いところです。
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by aokikenta | 2008-06-03 03:34 | 日記(イスラマバード)
2008年 06月 03日
サマータイム
2008年6月1日~8月31日の3ヶ月間、パキスタンではサマータイムが導入されることになりました。
これまでGMT+5(日本はGMT+9なので時差4時間だった)のですが、この期間は、GMT+6(日本との時差3時間)になります。

色んな人と会話してても、何時に会おうと約束する時には「新しい時間で!」と強調する必要があるので、当分はある程度の混乱が予想されます。

デメリットもありますが、確かに、夜8時近くになっても明るいのは嬉しいですね
(夜8時というのは、5月31日以前の時間で言えば夜7時のことで、それくらいに日没があるのです)。
サマータイムのおかげで、朝起きた時間から晩御飯を食べ終わる時間まで、太陽が出っぱなしでちょっと贅沢な気分です。
全体的に見て、社会的にメリット・デメリットどちらが大きいのでしょうか。
日本にはない制度なので、よく見てみようと思います
(イギリスにあったかどうかは、もう忘れてしまいました・・・)。
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by aokikenta | 2008-06-03 03:05 | 日記(イスラマバード)
2008年 06月 01日
マンゴーの季節
イスラマバードはもうかなり暑くて、冷房と扇風機がなくては生活できないぐらいの気温になっている。測ってないけど、多分、30度台後半、ひょっとしたら40度くらいあるのではないかという気がする。これから、まだ暑くなっていくので、先が思いやられる。

ところで、パキスタンが暑いのは好きではないが、そのおかげで沢山取れるフルーツは好きだ。ようやくマンゴーが市場に出始めた。早速、金曜日も土曜日もマンゴージュースを飲んでみた。うーん、うまい!値段も35ルピー、40ルピー(約60円~70円)と、ものすごく安いのがいい(以前、ある新宿のフルーツパーラーでマンゴーのデザートを頼んだら、1500円した・・・。高いぜ、マダム)。ザクロ・ジュース、ストロベリー・ジュース、ピーチ・ジュースに続いて、今年の夏は、マンゴー・ジュースを楽しませてもらおう。

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↑バザールにあるジュース・スタンド

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↑パキスタンのマンゴーは美味しくて有名だ。

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↑少しのお金で買える、確実な幸せ。
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by aokikenta | 2008-06-01 15:34 | 日記(イスラマバード)
2008年 05月 30日
アフガニスタンにおける地雷処理活動(写真編)
前回に続いて、団体HPの方に更新をしました。
今回は、アフガニスタンの地雷処理がよくわかるように、3回に分けてビジュアル中心でお届けしています。

第25報 地雷処理の現場から(08)アフガニスタンにおける地雷処理活動 その1
第26報 地雷処理の現場から(09)アフガニスタンにおける地雷処理活動 その2
第27報 地雷処理の現場から(10)アフガニスタンにおける地雷処理活動 その3

「アフガン報告」をクリックしてから、「第25報」「第26報」「第27報」をそれぞれクリックすると見られます。
ご興味があれば、是非ご覧下さい。
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by aokikenta | 2008-05-30 13:03 | 日記(イスラマバード)
2008年 05月 29日
ラフ・スケッチ画
南アジア特有の湿り気を含んだ熱気が肌にまとわりつく。
まだ5月。白亜の建物に射す日光の総量が日本のそれとは比較にならず、
眼が潰れそうになるほど眩しい。立ち並ぶ豪邸の庭からは、ハイビスカスの花が
容赦なく道端にせり出している。そうした豪邸が並ぶ住宅街を歩けば、門の前で
チョーキダールが濃紺のユニフォームにカラシニコフ自動小銃を構えて、
安物のプラスチックの椅子に座っている。道路脇ではCDAに雇われている
ガーベッジ・コレクターが、豪邸から吐き出されたゴミを選別して荷車に積み込んで行く。
そして、その荷車には黒々としたカラスが2、3羽止まって、そのゴミを
ツヤのあるクチバシでつついている。
ズン、ズン、ズン、ズン。
重低音を響かせた裕福な家庭の若者が運転するメルセデスベンツが、
チョーキダールとガーベッジ・コレクターが見守る中を、歩行者を気にせずに、
黄色いスズキのアルトのタクシーを追い越して通り抜けていく。
追い越されるアルトからは、間の抜けた民族音楽が漏れている。
ヤシの木は青い空に向かってすっくと伸びる。
まるで、この世には何一つ過ちも矛盾も差別もないかのような顔をしながら。

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by aokikenta | 2008-05-29 05:00 | 日記(イスラマバード)
2008年 05月 28日
朝時間.jp
朝時間.jp」というサイトをご存知ですか?
朝型生活を楽しむ為に、朝ごはんのレシピや目覚めすっきり術などを紹介しているサイトです。

その中に、「ワールドモーニングフォトクリップ」という世界の朝を紹介するコーナーがあって、
友達の紹介で、そこにパキスタンの朝レポーターとして写真と簡単なレポートをお届けすることになりました。

ここから見られます。1週間に1回ずつくらい更新する予定です。
興味がある方は是非ご覧下さい!
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by aokikenta | 2008-05-28 19:25 | 日記(イスラマバード)
2008年 05月 27日
地雷処理の現場から(7)
団体HPの方に、「地雷処理の現場から(7)~アフガニスタンで感じた新しい息吹~」という文章を書いてみました。
よかったら読んで見てください。「アフガン報告」→「第24報」をクリックすると見られます。
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by aokikenta | 2008-05-27 03:51 | 日記(イスラマバード)
2008年 05月 21日
イスラマバードです
無事、カブールからイスラマバードに戻ってはきたけど、ぶっ続けで働いていて休みを全然取ってないし、サングラスをしないでパキスタンの高地に行ったからか左眼が痛いし、仕事も色々あったりで、どうも心身ともに調子が優れない。スタッフに買ってきてもらった目薬を差したら、眼の方は大分よくなった気がするが、心身全体の疲れが抜けない。とにかく、眼が悪くなったからといって、視野は狭くならないようにしないと。まぁ、なんとか生きてます。
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by aokikenta | 2008-05-21 02:39 | 日記(イスラマバード)