2008年 01月 10日
等間隔に食事を与えられるブロイラーの気持ち
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等間隔に食事を与えられるブロイラーの気持ちで、成田からバンコクを経由してイスラマバードへ帰ってきた。

「食べ物は残さず食べなさい」という親の教えをきちんと守っていたならば、食べ過ぎによって体調を崩してしまっていたことであろう(仮定法過去完了)。きっと、母親や先生は子供に「食べ物は残さず食べなさい※1 ・・・(省略) ※1但し、移動中の飛行機の中では例外である。」という但し書きをつけなくちゃならないんだろう。否、子供がそのことに自発的に気がつかなくちゃいけないんだ。親が教えたことはあくまでも基本。それを全てのことにapplyできるかどうかについて検討を加えるのが応用というものだ。それができない人間は、全国模試の結果に一喜一憂していた高校受験生の時から何も進歩していないという事だ。日本という社会では、ひょっとしたら、自分の頭で考える能力、応用する力を一生身に付けないでも生きていけてしまうかもしれない。



夕方、成田を出発して、夜11時頃、バンコクに到着した。イスラマバード行きの乗り継ぎ便は、翌日のAM10:50発なので、バンコクで1泊しなければならなかった。空港近くのホテルで一晩明かそうかという考えも頭をよぎったが、社会人2年目に来て以来のバンコクの街を、また自分の目でみたいという思いが一度頭に浮かぶと、その思いはなかなか頭から離れなかった。スワンナプーム空港に到着すると、その思いが一気に現実味を帯び始めた。到着後5秒で街へ行こうと決めると、あとは空港で100ドルをバーツに両替して、スーツケースをロッカーに預け、地下8番ゲートから出ているカオサン通り行きのバスに乗るだけだった。



僕が会社で働いている時に、人生の中でやっておきたいと思った事の一つが放浪旅行だった。バンコクの街を歩きながら、半蔵門をスーツを着ながら歩いている23歳の自分の姿が脳裏にフラッシュバックした。会社の懇親会でたまたま当たった航空券を使い、有給休暇でやってきたバンコク。路上で客待ちをするトゥクトゥク、深夜まで鳴り止まないバンドの奏でる音楽、肌を露出した世界中から集まった若者、ネオン、喧騒、雑踏、混沌。「アジア」という言葉で日本人の頭の中で連想されるものの全てがあった。

会社を辞めていくつかのものを手に入れた。しかし、まだやり残したことがある。いつか長期の放浪旅行をしたい。その時は、タイ、カンボジア、ラオス、ベトナム、インドネシア辺りを周って見たいな。アフガニスタン隣接国周遊の後になるだろうか。まだまだ僕にはやるべき事が沢山ある。もし、仮に今後仕事が行き詰って首を吊りたいと思う時が来たら、さっさとその仕事を辞めて、思い残した事をやろう。今現在、仕事が行き詰って悩んでいる世間の人たちも、それくらい人生を気楽に考えたら気持ちが楽になるのではないだろうか。僕なんて一度会社を辞めてるけど、世界が終わったわけじゃないからね。きっと物事どうにでもなるさ。



しかし、放浪旅行という言葉の響きもいいが、「フリーランス」という言葉の響きにも魅かれるものがある。ジャーナリストでもカメラマンでも何でもいいけど、フリーランスという言葉自体の響きがかっこいい。なんとなく憧れてしまうのは僕だけ?いいなって思うのはあくまでも僕がこれまで組織に所属して働いてきたからであって、実際にフリーランスになったら、そんなかっこいいなんて悠長なことは言っていられないのかもしれない。自分の好きな仕事だけを選んでやっていきたい、しかし、ご飯は食べていかなければならない。毎月決まった日に給料が振り込まれていくわけじゃないから、そのプレッシャーというのは絶えずあるだろう。結局、隣の芝はいつだって青いってことだ。



まとめ不可。
とにかく、イスラマバードに戻ってきた。イエイ!

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by aokikenta | 2008-01-10 04:58 | 日記(イスラマバード)


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