2007年 10月 18日
マザリシャリフからの贈り物

うちの現地スタッフの多くがマザリシャリフから来ているのだけれど、今日、お土産を携えてイード休暇から戻ってきた。お土産をもらって嬉しかったので、僕としては珍しくスタッフと一緒に朝ごはんを食べることにしてみた。

もらったのは色々な形をしたナン。丸い形のものや少しいびつな形をしたもの。味の方も多様で、少し固くてみっちり詰まった感じのウズベクナンっぽいものや、マドレーヌみたいな味のもの、砂糖をまぶしてあるパリパリしたお菓子まで色々楽しんだ。カブールではこういうものはあまり見られない。

マザリシャリフはアフガニスタン北部の大都市で、タジキスタンとウズベキスタンに近いので、ひょっとしたらこういった食材は、マザールの食文化、ひいては、マザールがそういった国々から文化的に多大な影響を受けているということを如実に示しているのかもしれない。2年間アフガニスタンに住んでいるが、マザールへはまだ行ったことがない。彼の地には、ブルーの綺麗なハズラト・アリー廟があると言う。一度自分の目で見てみたいみたいもんだ。

あと、お昼にシャルワが出てきたのでそちらも載せておこう。シャルワとは、肉から出るスープの味を活かした料理で、肉やじゃがいもやその他の野菜を一緒に煮込んで出来たスープの中にナンを細かくちぎって浸して食す伝統料理だ。放り込まれたナンが食材から滲み出たエキスを全身に吸い込んで絶妙の味わいになっている。これはうまい。じゃがいもも味が染みていて、ラーメンに乗っている味付け卵みたいでうまい。

現地人は、スープを吸い込んだナンをさらに真新しいナンで包み込んで食べる。これをやってみると、日本人がお好み焼きをおかずに白米を食べる様、あるいはラーメンと白米を一緒に食べる様子を何故か思い出した。

最後は、一緒に煮込んだ肉まで食し、更には、お皿に残ったスープをナンで掃除するようにキレーに一滴残らず食べてしまう。見ていて気持ちがいいもんだ。

シャルワは、イランのイスファハンで食べたアーべ・ゴーシュトゥ(肉の水)にそっくりだ。アフガニスタンという国はユーラシア大陸の真ん中にあるだけあって、色んな国からの影響を受けているのであった。

今日は食の充実した一日だった。
久しぶりに写真を多めにアップしておこーっと。



e0016654_21463537.jpg

→食べかけだけど・・・。少し固いけど食べ応えがあっておいしい。

e0016654_21473569.jpg

→こちらはパリパリしておいしかった。

e0016654_2149465.jpg

→朝ごはんの様子。楽しそうに笑ってるなー。

e0016654_21495457.jpg

→これがシャルワ。

e0016654_21504775.jpg

→シャルワを作る為に一緒に煮込んだ肉とじゃがいも。でも、これって・・・日本で言えばダシガラ?
 ヨーグルトと葡萄はやっぱりいつもうまい。








(追記)
更新を終えて晩御飯を食べようとしたら、メニューがパラオとコフタだったので、思わずシャッターを切った。
アフガン料理, three meals straight。なんだろう、この複雑な気分・・・。

e0016654_2392554.jpg

→山盛りパラオ。
[PR]

by aokikenta | 2007-10-18 22:13 | 日記(カブール)


<< サッカーと鍋と仲間のある金曜日      「おいしい」というコンセプト >>