2007年 07月 05日
JENアフガニスタン柴田哲子の『雲外蒼天』
哲子(のりこ)の「哲(のり)」は、哲学の「哲(てつ)」。中世フランスで貴族のみが着ることを許された緑色の衣装が、体から溢れ出る聡明さと知性に見事にマッチしている。きっと男だったら、深い緑色のネクタイをお洒落に着こなすに違いない。JENアフガニスタン柴田哲子の『雲外蒼天』では、そんな柴田哲子さんの日記を読むことができる。

「雲外蒼天」はアフガニスタンの気候、風土、習慣にとどまらず、開発援助やマネジメントに関する事など幅広い情報を網羅している。項目立て・カテゴリーがしっかり整理整頓されているのは、哲子さんの頭の中の様子を表している。食に関する情報が特に充実しているのも頷ける。カブールの銀座シャリナウや、AFC、Chief Burgerなどカブールに住んでいる人なら誰でも知っているが、日本では知られていない事について言及したブログは「雲外蒼天」くらいのものだろう。アフガニスタンに仕事で来るなら、「雲外蒼天」を事前にスタディしておけば他には何も要らない。

アフガニスタン情報だけかと言えばそういうわけでもなく、時折混じったユーモアがお茶目な人となりを感じさせる。全然本文と関係ない写真が文章の最後に登場し、「草を食む羊と羊飼い(癒し系)」「キュート☆」「パンダ子牛の写真も置いておきます♪」などというキャプションがついてくるのを見るにつけ、バランスの良さを感じる。読みながら思わず笑みがこぼれてしまう瞬間がそこにはきっとある。

四字熟語とビジネス本が好きです。
JENアフガニスタン柴田哲子の『雲外蒼天』是非ご覧下さい。
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by aokikenta | 2007-07-05 21:02 | 日記(カブール)


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