2007年 02月 28日
友達と飲んだ帰り道、バスがないのでタクシーで家まで帰ろうして列に並んでいた。1台1台タクシーがやってきては1人ずつ、まるでVIPを扱うように丁重に乗せては走り去っていく。そんな光景を見ながら、アフガニスタンだったら絶対乗り合いにするだろうなぁと思う。アフガン人だったら「○○方面行く人~?」と手を挙げて割り勘にして安くあげようとするに違いない。だって、それだけ人がいれば当然同じ方面の人がいるはずだ。例えそれをしても、乗り合いの人に何をされるかわからない、知らない人と乗り合いにするなんて考えられない、と思うことは微塵もないだろう。 「○○方面行く人一緒に行きましょう」と言えたら絶対に賛同してくれる人はいると思う。しかし、この人誰?と思われて一人虚空に挙げた手をそのまま下げるような寂しい思いをする可能性もまた大だ。こういう誰もが得をするwin-winなアイデアを自然に実行出来て、そして、それに賛同を得られる人はビジネスが上手い人なのかもしれない。 乗り合いが出来る社会と、出来ない社会。 日本は裕福だから些細なお金を気にしなくなったからという側面もあるが、人と人のつながりが希薄になったからかもしれないとなんとなく思う。
by aokikenta
| 2007-02-28 02:23
| 日記(カブール)
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