2006年 12月 14日
変わらない生活レベル
 最近ほとんど街の電気が来ない。一般民衆にしてみれば、カルザイが大統領になってもちっとも暮らしが良くなっていないという風に映るかもしれない。相変わらず、仕事はみつからないし、物価は下がらないし、家にいても電気が来ない。むしろ悪化しているような気だってするくらいだ。道端にある援助団体のロゴとドナー国のロゴが入った看板を見たところで、国際社会の支援を実感できるかといえば大きな疑問がある。

 こういう状況だと、集団の力を利用したい反政府勢力にとっては民衆を結束させ蜂起させるのは案外容易かもしれない。小さい穴がダムを決壊させるように、小さい事件が国にとって大きな打撃になる可能性は否定できない。その小さい事件は預言者を冒涜する風刺画かもしれないし、米軍の交通事故かもしれない。実際それが何であるのかは誰にもわからないが(ただの杞憂かもしれない)、現地で生活していてそんな印象を持つ。

 しかし、冬に入って事件数が減少しているという情報がある。テロリスト達も、さすがに冬場は家でコタツに入って、みかんでも食べながらおとなしくしているのかもしれない(実際、毎年冬は事件が減少する)。自分自身のアフガニスタン滞在中に、発展を実感できる日が来るのを願っている。
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by aokikenta | 2006-12-14 02:38 | 日記(カブール)


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