2006年 11月 28日
仕事と興味が一致すること
 プロジェクト開始準備で慌しい日々を送っている。朝から晩までプロジェクトの事ばかり考えているので、他の事に時間をあまり費やせないでいるが、今は大事な時期なのでそれで良いと思う。

 大学受験の時、僕は社会学を勉強したいと思っていたので、社会学部がある大学をいくつか受験しようと考えていた。しかし、志望する学部が、法学部と経済学部と文学部という人がクラスの中に沢山いた。法律と経済と文学という非常に関連性の薄い学問を同時に志望する興味の範囲の広さに、尊敬と畏怖の眼差しを送りつつも心の中で抵抗を感じていた。

 就職活動の時、僕は貿易関連の仕事をしたいと思っていたので、商社や物流業界に応募していたのだが、商社と損保と銀行とIT関連などを同時に志望する人が周りに沢山いた。一体、商社と損保の間にどんな関連性があるのかと、首をかしげていた。

 仕事に何を求めるのか。答えは人それぞれだと思う。仕事の内容は何でもいいから、とにかく条件が良くて社会的地位の高い一流企業に入りたいと思う人もいるだろう。人間というのはいつも人に認められたいという欲求がある。社会的認知欲とでも言おうか。だから、その欲望を満たしたいという気持ちもよくわかる。そうした気持ちが、一流大学であれば学部は何でもいい、有名企業であれば業務内容は何でもいいということにつながっていくのだと思う。

 逆に、やりたい仕事の内容を重視して、条件やネームバリューで会社を選ばない人もいるだろう。人生の大半は仕事をしているわけだから、仕事場が自分の能力を活かしながら自分を表現できる場所、あるいは自己実現の場でなければ結局は虚しいと僕は思う。明日人生が終わるという時に、何だかなぁ、と後悔は決してしたくないのだ(アフガニスタンにいると、時として死を身近に感じる事がある。死について考えるという事は、生について考えるという事だ)。

 そういうわけで、仕事に全ての時間を取られながらも充足感を感じていられるのだと思う。ようやく冒頭の文章につながったところで、おしまい(更新があまりされていなかったらごめんなさいという意味もある)。
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by aokikenta | 2006-11-28 01:49 | 日記(カブール)


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