2006年 11月 22日
読売新聞掲載
 こちらに戻ってきてから外出が多く、またやるべき事務仕事もあるので時間がなくなっている。そんな中、11月21日の読売新聞朝刊に僕のやっている活動が紹介された。コメントが掲載され、更に撮影した写真も掲載されていたので、大変嬉しく思うと共にとても励まされた。

e0016654_1991219.jpg


 最後のコメントは「地雷をなくすというだけでなく、現地の人たちに、自分たちでやっているという参画意識をもってもらい、自立を促す狙いもある」と掲載されているのだが、僕としては伝えたかった要点と記載内容が若干異なっていたので率直に言って少し残念に思った。今回のプロジェクトでは、元兵士を地雷除去員に雇っているということで、雇用の創出が彼らの軍閥への出戻りを防ぐ意味がある、従って、地雷除去+紛争予防(平和構築)の要素のあるプロジェクトだ、という事を言ったつもりだった。日本はアフガンでDDRを主導した実績があるので、そういった意味でも平和創造から平和構築への連続性があるプロジェクトだということが言いたかった、のだが。

 もう少し踏み込めば、元兵士が自分で埋めたかもしれない地雷を、命の危険を冒しながら取り除いていくという作業は、体を張った謝罪でもあるとも言える。謝罪というのは、紛争によって関係が分断された社会が復興していく過程において、非常に重要な要素だ。元兵士という、社会を分断した側とも考えられる人間が、一つ一つ地雷を取り除いていくということは、分断された関係を修復していく為にとても重要だと個人的に思うのだ。しかし、これは取材の時間があまりなくて話さなかった。思うことを表現するのは難しいもんだ。話すより書く方が慣れているから、特に取材は難しい。

 YOMIURI ONLINEからも見ることができるので参考までに。
[PR]

by aokikenta | 2006-11-22 19:09 | 日記(カブール)


<< 雪山      2ヵ月半ぶりのアフガニスタン >>