2006年 09月 02日
拇印の並ぶ領収書
拇印の並ぶ領収書を見ながら、なんとかしてやらないとなぁと思う。正確な数字は不勉強でわからないが、アフガニスタンの識字率は非常に低いので、プロジェクトの訓練生達がもらう日当領収書にはサインではなく拇印が並ぶ事が多々ある。A4の紙1枚に訓練生分30人用の署名欄を作ると、1名分の幅が狭くなってしまう。重なって見にくくならないように、親指で拇印を取る場合には右や左にずらして押印してもらう。そうして出来上がった、でこぼこと拇印の並ぶ領収書には、「援助が必要です」とありきたりの言葉で言う以上のメッセージが込められている。朝一番に飲む冷たい水のようにしみじみと体の中に入ってくる。こうして拇印の並ぶ領収書をみながら、この国の人たちをなんとかしてあげないとなぁと、萎えかけた気持ちを新たに今日も国際協力プロフェッショナル達は頑張るのである。
[PR]

by aokikenta | 2006-09-02 01:28 | 日記(カブール)


<< 一時帰国      グディパランの行方 >>