2006年 03月 20日
ペラハン・トンボンと結婚式
 青いペラハン・トンボンを着て、結婚式に出席した。

 3月18日に今回の帰国の目玉である友人の結婚式があった。大学時代、体育会サッカー部に所属していたのだが、その時の同期の結婚式だった。同期の間で結婚第一号ということで、特別なイベントだという気がしたし、何より大事な仲間の結婚なので出席したかった。サッカー部の同輩というのは不思議なもので、関係性を人に説明するのが難しい。友達というのも気持ちが悪いし、親友というのもしっくりこない。やはり「仲間」という言葉がちょうどいい。

 前日に帰国したばかりだったので、感覚がまだアフガンモードだったのだが、道行く人からすると相当「奇異」に見えたようだ。行きの電車で痛い視線を感じた。青いペラハン・トンボンに茶色のベスト、頭にはムジャヒディン風にスカーフを巻き、仕上げにパトゥを羽織って東京の街を歩いた。ある意味気持ちよかったけどな。

 結婚式の前に美容院に行ったのだが、入った瞬間美容院が凍りついた!恵比寿にあるお洒落な美容院で予約してたのだが、時代の最先端を行く快適空間である美容院と、何百年前から変わらない伝統的民族衣装のギャップが言葉を飲み込ませてしまったのだ。スタッフ唖然。

「11時30分から予約していた者ですけど・・・」

と言うとようやく話しが通じた。日本語喋れるんだぞ!

 ペラハン・トンボンに対する友人の反応は様々だった。少し過激なコメントもあったので、この場では控えるが、どちらかといえばネガティブな反応が多かったかな。なかには、「格好いい」というコメントをくれた人もいた。でも、そちらの方が少数だった。感覚のずれを修正する必要性を痛感するいい機会になった。

 最後に、これまで知らなかったのだけれど、結婚式の席では新郎・新婦より目立ってはいけないと言うみたいで、そのことを何人かの方に指摘された。僕がアフガンの民族衣装を着ていった理由は、服としてペラハン・トンボンは綺麗で格好いい服装だと思うからである。目立とうという意図はこれっぽっちもなかったので、指摘を受けて猛烈に反省している。もし、何らかの影響を式に与えたとしたらそれは僕の意図したものではない(もし、気分を害した方がいらっしゃったとしたら申し訳ありませんでした。)これからは少し慎重に行動しようと思う。

 それにしても、結婚おめでとう!素敵な式だったよ。
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by aokikenta | 2006-03-20 01:15 | 日記(カブール)


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