2006年 02月 23日
R&R(Rest and Recuperation)
 最近、感覚が磨耗してきたのかなと思うことがよくある。走りすぎてつるつるになった車のタイヤ。地面をしっかり掴みながら走ってきたつもりだが、どうも最近滑り気味だと感じている。滞在も4ヶ月目に入り、色々なことに慣れてきたのかもしれない。

 四国を歩いていた時、道を歩いていたら「お遍路さんな~」と呼びかけられて、「はい、お接待」とお金を手渡されたことが何度もある。初めての時、とまどってどうしていいのかわからかった。ただ感謝の気持ちでいっぱいになった。

 しかし、人間というのは何にでも適応し、慣れていくもので、四国を一周する頃には初めの感謝の気持ちの100%は感じられていないことを自覚していた。もらう金額は変わらない。むしろ増えた。しかし、初めの感動や感謝の念のかけらが失われてしまったのだ。

 アフガニスタン生活についても同じ事がいえるのかもしれない。同じご飯を以前と同じレベルでおいしいと感じないことがある。前に見て感動した景色が心に響かない。もてなされて受けた感謝の気持ちが薄れている。

 感謝の気持ちを、どのような状況でも、どのような人に対しても、どのような立場になろうとも持ち続けたい。実るほどに頭を垂れる稲穂になりたいものである。R&R(Rest & Recuperation。多くのNGOや援助団体が、スタッフに与える休暇。アフガニスタンのような紛争地では、3ヶ月や6ヶ月に1回の一時帰国を認める団体が多い。)が必要な時期にきているのかもしれない。

 今日はアフガニスタン・ゴレンジャーの写真を載せてみよう。

e0016654_415375.jpg

[PR]

by aokikenta | 2006-02-23 04:19 | 日記(カブール)


<< バレーボール      羊丼 >>