2006年 01月 19日
武士は食わねど高楊枝
 今日もバグラム。朝9時前に出たのだが、戻ったのが午後4時過ぎになっていた。外出すればいつもとは違う物を見られるが、その分業務が溜まってしまう。どんな事にも両側面があるということだ。

 お昼は村人にご馳走になってしまった。大事なミーティングがあるから早く帰らなくてはいけないと言っているのに、「まあまあ食っていけよ」とやや強引に誘うので言葉に甘えてしまった。客人をもてなす心には日本人に似たものを感じる。

 ついでに言えば、いくらお金がなくてもがめつくならず礼儀を大事にする人が多い部分は、日本の「武士は食わねど高楊枝」に似た精神性を感じる。ただの見栄っ張りともいう。明確な根拠こそないが、この日本人とアフガニスタン人の共通点について、文化人類学的なものを書いてみたいな、なんて思う。個人的には、こういった部分もありアフガニスタンに親近感を感じる。

 日本で韓流ブームがあったが、アフガン流ブームが起こらないかなと密かに期待している。でも、今の状況を見ると他力本願では難しいだろう。藤原紀香があれだけメディアでアピールしても、ブームというほどの盛り上がりにはならなかった。でも、発信されたものをアンテナにキャッチした人も沢山いたことだろう。戦略を練った上で旗振り役になれるかなぁ。

 晩御飯は鶏団子鍋を先輩が作ってくれた。ビールと一緒に食す。むちゃくちゃうまい。食後に暖炉の前でみかんを食べる。暖炉をコタツに変えれば、まるで日本の冬だ。ただ大きく違う点がもう一つ。今日のカブールはマイナス12度だったらしい。どうりで寒いと思った。
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by aokikenta | 2006-01-19 03:20 | 日記(カブール)


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