2005年 11月 12日
歓迎会
 一昨日、昨日とパーティーをしたのだが、今日もお昼にパーティーがあった。僕が赴任したということで歓迎会的な色彩が強い会だった。スタッフの一人ラハマトラの家で開かれたのだが、この家がアフガニスタン的な家だった。車を止めて中に入ると、綺麗な絨毯が敷き詰められていた。そして、壁に沿うようにこれまた綺麗な模様の座布団が敷かれている。みな周りに座り、ラハマトラと家族が食事を運んできてくれた。

e0016654_23274295.jpg


 昨日に引き続き豪勢な食事で感謝の気持ちでいっぱいだ。アフガニスタン人のもてなしは手厚くてこちらが恐縮してしまう。まじめに、この出費が家計に影響してしまうんじゃないか、と心配になるほど。パラオ(ごはんに人参、干しぶどう、豆などを入れて炊いたもの)、羊肉のコルマ(うまい)、ほうれん草を茹でた物、なすとトマトの炒め物(中華風の味わい)、フライドチキン、シシカバブ、生野菜(怖いので食べなかった)などなど、食べきれないほど出てきた。出席したのは僕と先輩とアフガン人スタッフ5人で、それにラハマトラの家族が同席したが、食べ切れなかった。

 テーブルマナーというのは特にないようだが、基本的には男と女は別室で会は進む。あぐらをかいて座布団に座って、あとはホストが運んでくれる料理を待っていればよい。変に物を運ぼうか、と聞いても「いいんだ、いいんだ」と相手を恐縮させてしまうだけなので、堂々としているのがいい。手で食べる人とスプーンで食べる人の両方がいる。手で食べる人は左手も使っているように見受けられたので、インドのように不浄の手で物をつかんではいけない、ということはないようだ。

 食後にはデザートとフルーツとチャイが振舞われる。デザートはババロアみたいなものが出てきた。おそらく牛乳、羊の乳などを固めたものだろう。昨日の飲み物に続いて、しょうがの味わいがした。フルーツは、ぶどう・りんご・バナナがお皿山盛りにでてきた。アフガニスタンではブドウ畑をよくみるので特産品なのだろう。このあたり、「だろう」とか「ようだ」という表現が多いので別にリサーチしなくてはならない。滞在が長くなればもっと断定的に書けるはずだ。

 チャイには2種類あって、紅茶と緑茶がある。緑茶は日本茶とは味が違うが、独特のフレーバーがあっておいしい。僕は砂糖なしで飲んだが、アフガン人はスプーン3杯くらい入れて飲んでいた。僕もしきりに勧められた。砂糖が「価値のあるもの」なのでゲストには勧めるようだ。

 アフガニスタンの伝統を垣間見れて、しかも栄養の補給がたっぷりとできた一日だった。
[PR]

by aokikenta | 2005-11-12 23:38 | 日記(カブール)


<< アフガニスタンの物価      2種類のパーティー >>