2005年 11月 10日
ケバブ
 今日は昨日と同じ場所に行くことになった。朝の11時ごろに出発して16時前に帰宅。行ってみると案外やることがあって遅くなってしまった。

 お昼にケバブを食べた。アフガニスタンのケバブは少し変わっていて、1本の串に2つの羊肉が刺さっている。そしてその2つの羊肉の間に羊の「脂」が刺さっている。理由はよくわからないが、肉だけだとパサパサしているからジューシーにする為だと思う。見た目は↓のような感じ。

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 少しわかりづらいかもしれないが、1本の串に茶色・白・茶色の順で肉が刺さっているのがお分かりいただけるかと思う。基本は、右手にケバブを持ち、左手に小さくちぎったナンを構える。左手のナンでケバブを挟み込んで、1片か2片の肉をスライドさせて取る。後はお好みの香辛料をつけて食べる。香辛料は、塩・唐辛子・ブドウからできた香辛料の3種類が用意されている(サンプリングが少ないが、昨日・今日行ったレストランではそうだった)。味の方はというと、香ばしくてジューシーな肉に香辛料のフレーバーが加わり、それをさらにナンが包んでいるので最高にうまい。野菜があまりないのでビタミン不足が心配だが、味はとても良いと個人的に思う。

 ケバブを食する文化圏というのはとても広いと思う。中国でも「羊肉串(ヤンローチュアン)」と呼ばれて良く食されている。羊肉串はウルムチの人が食べるし、上海や北京などでも出稼ぎの人が道端で焼いて売っている。アフガニスタンとは違って、串の下から上まで肉がついているが。西の方では、エジプトでも食べているし、間違いなく北アフリカのイスラム圏や、イスラム教のアフリカ諸国で食べられているだろう。ちなみに、イギリスでもパキスタン・インド移民が作ったケバブ屋はいたるところにあった。

 話はそれるが、アフガニスタンでは料理に油を良く使う。コルマという煮込み料理では、表面に5ミリから1センチくらいの油が層になって浮いている。長く駐在している先輩曰く、油でお腹を壊すということだ。たしかに日本食は油をあまり使わないので、いきなり変化すると体を壊すかもしれない。ついでに書くと、砂糖もよく使う。チャイ(紅茶)を頼むと、空のコップの中に砂糖がスプーン換算で2杯から3杯入っている。それにお茶を注いで飲むのだ。油とか砂糖というのは高カロリーだから、アフガニスタンのような貧しい国では貴重な栄養源なのだろう。そういえばセネガルにいた友達も同じ事を言っていた。開発途上国では、ブランドとか知る人ぞ知る的なものよりも、わかりやすいものが重宝がられるのかもしれない。そういう意味では、現金をUSドルで持っておくというのは、いざと言うときには強いのではないだろうか。俺は日本ではすごいお金があるんだぞ!と言った所で強盗は聞いちゃくれないかもしれない。現金見せて、これをあげるから逃がしてという方が聞くのではないだろうか。このあたりは、生活しながらイメージトレーニングしておかないとなぁと思う。
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by aokikenta | 2005-11-10 22:36 | 日記(カブール)


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