2005年 10月 28日
アフガン仲間
 今日は仕事場の同僚の紹介で、来年1月からカブールに赴任する女性と食事をすることになった。環境系NGOで働かれている方1名も加わって、合計4人で新宿で食事をした。僕以外全員女性だったので、「アフガン行ったら女なんか見れないぞー」とからかわれた。そのカブールに赴任する方は、どうしてもアフガニスタンがいいと希望して赴任するという。僕もそうだったのでとても親近感を覚えた。といっても立場は自分と違ってAE/JPOとしてUNDPカブール事務所で働かれるそうだ。しっかりとしたバックグラウンドを持っていらっしゃって人間的にも素晴らしい方だと思った。
 
 最近は国際協力業界も高学歴化が進んでいて海外の大学院修士号があるくらいではなんのアドバンテージでもなくスタートラインに立っているというくらいの状況である。AE/JPOは、しっかりとした経歴の人が何人も応募するので倍率は常に高い。でも、何度でも応募ができるので粘り強く応募し続けるのが良いらしい。せっかく日本にはこういう制度があるので使えるものは使いたいというのが正直なところだ。

 さて、今日は『アフガニスタンの仏像は破壊されたのではない恥辱のあまり崩れ落ちたのだ』を紹介したい。この本はイランの映画監督モフセン・マフマルバフ著の本で、内容としてはそれほど面白くないので買う事はお薦めしない。ではなぜここで紹介するかというとタイトルが面白いからである。僕はジャケ買いならぬタイトル買いした。

 モフセン・マフマルバフは「サイクリスト」や「カンダハール」で有名な人でアフガニスタン国民が世界から見捨てられている現状を嘆いてこの本を執筆した。彼は熱い人だ。少し引用しよう。

「ついに私は、仏像は、誰が破壊したのでもないという結論に達した。仏像は、恥辱のために崩れ落ちたのだ。アフガニスタンの虐げられた人びとに対し世界がここまで無関心であることを恥じ、自らの偉大さなど何の足しにもならないと知って砕けたのだ。」(p.27)

 とても熱い人でしょう!僕はこの文章に心を動かされたので、修士論文の冒頭でこれを引用しました(笑)。普通アカデミックな論文にこういう系統の本は入れないものだが、心を掴む冒頭だからいいのだ。それに自分で英訳をして載せるので、イギリス人のスーパーバイザーは学術書だと思っていることだろう。

 ちなみに、この本のタイトルを聞いてB'zの「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない」を思い出すのは僕だけだろうか?
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by aokikenta | 2005-10-28 00:32 | 日記(東京)


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