2005年 10月 17日
2005年10月17日(月) アフガン大使館
 朝、アフガニスタン大使館へビザのピックアップに行ってきた。小田急線の代々木上原の閑静な住宅街にある。一見、普通の家と大差ないのだが、よくみれば、国旗も掲揚されているし、小さな表札もある。玄関のピンポンを押して大使館の人とやりとりをする。他の大使館とは少し勝手が違ってアットホームだ。

 そのままオフィスへ行き、通常業務をした。パキスタン地震の件は依然として救援物資が足りない状態で、特にテントなどシェルターの確保が急務になっている。遠い国にいるとなんでも送れば喜ぶと思いがちだが、実際には、山間の村では食料や水はいいからテントをくれ、というような状況になっているようだ。そういう意味で、ニーズアセスメントというのは非常に重要なのである。

 興味がある人はJANICのサイトを訪れてみてください。NGO頑張ってます。

 個人的には、イギリス留学中にパキスタン移民との触れ合いがたくさんあったので、今回の地震は他人事に思えない。まるで邦人が被害にあったような感覚を持ってしまう。「世界観」というのは、過去の経験によって形成されるもので、やっぱりイギリスでの経験があったからこそ、彼らを他人とは思えないんだろう。

 人間というのは認識していないものは存在していないものだと考える。例えば、暗闇を懐中電灯で照らした時に、照らされた部分だけしか認識できない。照らされていない部分というのは見えない。だから、存在していない、と思ってしまうのだ。それと同様に、過去に見た事がないものは、その人の中に存在しない。逆に、過去に見たものは認識されるから、その人の中にしっかりと存在するのだ。僕はそう言う意味で、広い意味での「旅」というのは世界観を広げると思っている(他には宗教も認識の範囲を広げることが多々あると思う)。

 旅とか海外生活を通して認識の範囲が広がった人にとっては、「なんで国際協力に興味をもったのですか?」という質問は愚問なのかもしれないなぁ。
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by aokikenta | 2005-10-17 23:57 | 日記(東京)


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